詳細:
人間の母親と、吸血鬼の父親の間に生まれる。父親の顔やどんな人かは知らない。と言うか、当の母親が父親の事を良く知らないようだ。死別したわけでもない。母子家庭で育つ。一人っ子。父がいないことは結構どうでもいい、と思えるくらい愛情を注がれたので不満はなかった。not過保護。むしろ放任主義に近かった。
吸血鬼の血を引いている為に、生まれた土地の魔封じの習慣により、村の成人の歳である16歳まで男児として育てられる。男性的な喋り方や、仕草をするのはその所為。
本人実際の性別との差に特に悩む事も無く、男子に混じって野山を駆けずり回るといった至って健康的に成長する。男女ともに親友と呼べる友人はいたし、こっそり彼氏もいた。男扱いなので一応隠してはいたが皆知ってた。家族や友人、恋人など周囲の人を愛し愛され育つ。幸福な子供時代を送る。
16歳の誕生日に己の血統のことを知らされ、村で得られる平和な生活を全て捨てて旅に出ることを決意。
一週間後には村を出て冒険者生活をスタート。
どうやら冒険者として旅することは性に合っていたらしく、苦労もあったが結構楽しみながら旅を続け、現在に至る。
魔封じが効いている所為もあり、通常吸血鬼が苦手とするものは平気~苦手程度。十字架は宗教上の理由で平気、銀製品も基本的に平気だが、傷つけられると治りが非常に遅く、大蒜は好きだが具合が悪くなり、聖水等の祝福されたものには出来るだけ触りたくないのが本音。鏡には勿論映る。教会などの”聖なる力”が満ちている所は平気。(但し、吸血鬼に対する確実な悪意が含まれている場合はその限りではない)。
血液に特別な欲求を覚える事も基本的には無いが、精神的な調子や状況によっては吸血衝動を覚えたり興奮したり動揺したりと、過剰反応を起こす。また、酒に酔うと近くの人に噛み付き血を啜るという悪癖を持つ。血を吸うと格段に体調が良くなる体質。気付いてはいるが、実行する気は全く無い。
暗視能力はほぼ完全に残っているが、その反面急な光には弱い。
私生活はそれなり。夜型の体質なのと、太陽が苦手な為、活動するのは夕方以降が多い。基本的に気分の関係なので、昼間に活動する事もある。だらしない面もあるが、恐らくは許容範囲。
酒好きだが、酒に強いのと良くない酒癖、財布の事情により酔っ払うまで飲む事は非常に稀。大抵は夜に1、2杯飲む程度に抑える。
特技は機織と編み物。プロと言って差し支えない腕を持つ。冬になると編み物の請負で小銭を稼いでいる。
関連NPC
テレージア・エルスレード
母。ジフ+17歳。人間。
人間。何考えてるのかよく解らない、若々しい少女のような女性だが、ジフのことを心から愛している。
ジフの父親のことは知らないというか、余り興味が無いというのが本当の所。
愛情を注いで後は放任主義。基本はしたいようにさせていた。
編み物、機織りの名手で、ジフの師匠。
ちなみにジフは母親に似ていない。
カイ・アーリンゲ
元彼氏。ジフ+2歳。人間。
人間。漫画みたいなハプニングでジフと恋に落ちて2年ほど交際。
ジフたちの年代少年たちのリーダー格。猟師。ワルガキでガキ大将だった 。
ジフの成人の儀の後、プロポーズしようとした瞬間に別れを告げらたかわいそうな人。
ジフ的には「いい女とくっついて子供と幸せに暮らしていて欲しい」と心底思っているし、既に恋愛感情はない。
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父親。ジフ+相当な年齢。吸血鬼。
子供を作るだけ作ってどっかに行った吸血鬼。ごうかんじゃないよ! ごういだよ! あんじもつかってないよ!
そもそも子供が生まれていることを知らないはずだし、名前も顔もを知らないはずである。
序にジフの母親に名乗っていもいないという。
ジフは完全に父親似なので、顔立ちはよく似ている。特に眼の色は同じ。
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